「鵺」
己が内に「其れ」は在り いくら照らせど紛れ込む
在你的內心有「其」存在 不論如何照亮亦混進來
背を向ける度…鳴き喚く
每不理睬便……叫喚
千姿万態の有様 千言万語 喧しい
光景千姿百態 千言萬語 喧囂
気が狂れる
發狂
寄らば大樹の陰と嘯き 風と戯る羽根の如し
咆哮道歇涼要靠大樹蔭 如與風嬉戲的羽翼
ひらひら…
翩翩……
首傾げる私を笑う何方
嘲笑我感到疑惑的哪位
そんな何方を私が笑う
我亦嘲笑他
右を向けば右にぞろり 左向けば左にぞろり
若向右便於右方魚貫而出 若向左便於左方魚貫而出
後ろはぐちゃぐちゃ犇く 目の前は一面の無垢
後方為亂七八糟的擁擠 眼前為一片無垢
果たして…罰して欲しいのか
究竟……是想要懲罰嗎?
果たして…許して欲しいのか
究竟……是想要饒恕嗎?
果たして…殺して欲しいのか
究竟……是想要殺害嗎?
将又…愛して欲しいのか
抑或……是想要去愛嗎?
べたべたべたべたと撫で回されて
被全身上下地摩挲遍體
誠…誠に非ず 故に 嘘…嘘に非ず
真實……並非真實 故此 謊言……並非謊言
ただ…目に見えぬ「何か」を恐れては
只是……每恐懼看不見的「某物」
来る…
獨自一人的捉迷藏
独法師のかくれんぼ
便到來……
塗り潰した闇に谺するのは
主張「這才是我,其他的我不知道不曉得」之聲
「これが私、他は知らぬ存ぜぬ」と唄う声
於鋪天蓋地的黑暗中回響
ただ…目に見える「何か」に怯えては
只是……每為看得見的「某物」膽怯
狂う…
便發狂……
叫びが舞う金切りの宵
叫聲此起彼伏 驚聲尖叫之夜
さぁ、鬼が出るか蛇が出るか 傷を突き合う成れの果て
前路吉凶莫測 互相傷害的窮途末路
痛みに咽び鳴いた
因痛而泣鳴
もう幾つ寝ても…
再數度入眠亦……
叫ぶ痛み
叫喊之痛*
幾千ノ囀 霹雷ト成ル
千萬喋語 化為霹雷*
きりきりきりきりと唄い上げれば
若聲嘶力竭地高唱
全て在るが故に全てが無い
正因一切皆有而一切皆無
ただ…目に見えぬ「何か」は初めから
只是……看不見的「某物」從最初便
抱卵
一直在此
ずっと此処に
抱卵
羽根を広げて声高らかに
展翅並高聲主張
「これが私、他は知らぬ存ぜぬ」と唄う声
「這才是我,其他的我不知道不曉得」之聲
ただ…目に見える「何か」は初めから
只是……看得見的「某物」從最初便
ほら…
看……
今宵は羽化の宴
今宵為羽化之宴
*註解:
叫ぶ痛み:第二段副歌的歌詞,並未出現於歌詞本
幾千ノ囀 霹雷ト成ル:MV中出現的文字,並未出現於歌詞
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