「桜花爛漫」(櫻花爛漫)
刹那を誇れば 雨霰の如き賛美
若在剎那間盛開 讚美便如雨下
舐られ 嬲られ 人知れず散るはモノのあはれ
被舔弄 被嘲弄 不為人知地凋零又是何其悲哀*
歩みの裏にこびり付くモノ
附着在腳下的
其れは嘗て後ろ指で潰し擦り付けた日々
正是曾被戳脊梁骨之指所踐踏的日子
あれよあれよ モノの見事 好奇の垢に塗れ
何等漂亮地 滿佈好奇之垢
それはそれは 鼻を抓み 目を伏せ見て見ぬ振り
何其 遭人厭棄 低頭視若無睹
腐り掛けの供物 何よりの馳走
半腐敗的供品 無上的盛饌
生唾垂れ流して 今…腕に縒りを掛けましょう
垂涎三尺 現在……徹底發揮本領吧
からからからりと廻り廻って
嘩啦嘩啦地旋轉不斷
命の影絵 在りし日の記憶
生命之影 昔日的記憶
涙にゆらめく
在淚水中搖曳
囃し立て嗤う
譏嘲嗤笑
桜に抱かれて
被櫻花擁抱着
また一つ喰い散らかされて 還る命は華々しく
又再被零敲碎打 安息的生命絢麗如花
忘れ去られ永久に眠れど 返り咲けば桜花爛漫
雖然能被徹底忘卻、長眠 若捲土重來便得一片櫻花爛漫
腐り掛けの供物 何よりの馳走
半腐敗的供品 無上的盛饌
生唾垂れ流して 今…腕に縒りを掛けましょう
垂涎三尺 現在……徹底發揮本領吧
平らげて おやすみなさい
吞食盡一切 晚安
廻って 廻って 廻り切って
旋轉着 旋轉着 旋轉至罄盡
形はとうに脱ぎ捨てた
早已擺脫一切形體
風が触れるは在りし日の何か
風所觸及的是往日的某些事物
色はとうに塗り潰した
早已塗滿一片色彩
陽炎の様に
有如熱霾
音はとうに掻き消した
早已把聲音消除盡
無言で垂れる輪
繩圈無言地垂下
桜に抱かれて
被櫻花擁抱着
*註解:
嬲られ:可解作「嘲弄」、「戲弄」、「打趣」、「欺負」、「折磨」,綜合全曲歌詞來看,以上意思皆通
結合上文的「供物」「馳走」來看,「平らげて」應該是「(將供物)吃乾淨/吃光」的意思?
回覆刪除另外從歌詞以死人視角描寫來看,推測「無言で垂れる輪」指的是上吊用的繩圈(輪縄)
感謝指正!「平らげて」應該就是指「吃光」;「無言で垂れる輪」原文因為只描述「垂下」的「環形」,所以不打算寫得更直白,不過之後會再修改譯文用字並註解
刪除