「蜘蛛」
搦め捕られていた事に気付かず 無様に踊るは雁字搦めの檻
不覺自己被捕縛 醜陋地舞動如在五花大綁的牢籠
喰らうのは肥えた欲の塊 津液粘つく天秤の皿の上
極端貪婪的肚滿腸肥之人 在天秤滿佈唾液的碟子上張口吞噬
それはたった一つの救いであり
那是唯一的救贖
それはたった一つの希望であり
那亦是僅有的一線希望
全てを絡める姿も
纏上一切的樣子
縋り付く程何もなかった
亦無以依賴
人は誰しもを
人類需要
羨む幸を染み入るがいる
所有人都會羨慕的幸福
不能のこそ成りし
那正因為無能
それは三重半であると信じる馬鹿家
相信那是三重半的大蠢人
救いを垂らして招いても 醜態晒す哀れな偽善の狂騒
就算拋出救贖的橄欖枝 悲哀的偽善亦在瘋狂的喧囂中展露醜態
掴んだ一縷の光も あれよあれよ真っ逆さま
捉住的一線光 其實亦徹底相反
落ちる落ちる…奈落の底 この手を引く絶望
不斷墜落……地獄深淵 牽起這手的絕望
落ちる落ちる…奈落の底 振り出しにすら戻らぬ
不斷墜落……地獄深淵 甚至無法回到起點
一人また一人と筵へ落ちて行く
漸漸地一個又一個人落至宴席上
それは我の姿は
那是我如同棋子般
駒の様にくるくる回る
被操縱的樣子
あと少し もう少しで犠牲の上で
只要一點 再一點 在犧牲之上的路
歩んだ道はぷつりと千切れて
將突然瓦解
己が姿も駒となる
我亦終化作棋子
救いを垂らして招いても 醜態晒す哀れな偽善の狂騒
就算拋出救贖的橄欖枝 悲哀的偽善亦在瘋狂的喧囂中展露醜態
掴んだ一縷の光も あれよあれよ真っ逆さま
捉住的一線光 其實亦徹底相反
拒絶を剥き出して吐いた 声はどれ程「美徳」と言えるのか
露出拒絕吐出來 那聲音能如何稱作「美德」呢
麗しさも裏返せば あれよあれよ真っ逆さま
若把高尚翻過來 其實亦徹底相反
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